ちょっとしたことも、住む人の目線に立って
リノベーションを行う際に気を付けている事と言えば、それはやはり実際に住んだときの使い勝手。
リニューアルされた築年数の古いファミリー物件で、キッチンは立派なシステムキッチンに交換されているのに、
冷蔵庫置き場やコンセントなどが設置されていないケースもたまに見かけます。
また、新築マンションでは当たり前に配慮されている扉の開閉時に、
扉の角が当たって傷がつかないように設置される「涙目」も、
あとはスイッチプレートを交換した際に、どの部分のスイッチなのか?
を知らせて差し上げる事も、ちょっとしたことですが簡単にできるのでお奨めです。
要は心がどれだけ籠っているか?ということですね。
ひと工夫でコストダウン
先日、住戸からオフィスへのコンバージョン工事のお仕事を頂いたお客様からご相談があり、
各テナントさんの入口につけるネームプレートで良いのはないか?とのご依頼をいただきました。
高額なものならばカッコいいものはあるけれど、予算も限られている中でのご相談だったので、
私たちのとった行動は、安価だけど色の種類が少ないネームプレートの購入。
そこに、ドアの色に合わせて塗装を加えてシャープなイメージに仕上げ、
そのままではネジの頭が見えてしまうため、A4用紙を切り取って紙を1枚はさむ事によりネジ頭を見えなくして設置完了!
既設のドアと同色で全体が統一されたシャープなイメージで仕上げる事ができました。
既成品にほんの一工夫の手を加えるだけで、コストダウン&オリジナルのパーツが仕上がります^^
施工前から入居者が決まる、賃貸リフォームの相乗効果!
福岡市は中央区にある築30年超えの2LDK。
既に去年もこのマンションで、2部屋ほどリフォーム工事をさせて頂いておりました。
そのお部屋の写真を内覧者の方がご覧になられて、
「同じようなお部屋にリフォームして頂けるのですか? だったらすぐに契約します」
と言って頂き、リフォームをする前から入居者が決まりました。
特別なことは何もしていませんが、水回り設備全て(キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台など)交換して、
200万円とローコストで出来る限りのことをさせて頂きました。
しかし、リフォームする前から入居者が決まっている工事は大変ありがたいですね^^
▼キッチン&リビング Before&After
▼ルーム Before&After
▼バスルーム Before&After
▼トイレ Before&After