Archive for 2018
住宅地の二極化
9月27日(木)の日経新聞に、住宅地の二極化という記事を見つけました。
急激な人口減少が見込まれる中、国の施策でコンパクトシティ(居住誘導区域)計画が叫ばれて久しいですが、今後は土地の活用が見込まれる地域とそうでない地域の二極化が激しくなるようです。当然活用が見込まれる地域の価値は高くなり、そうでない地域の価値は限りなくゼロに近づくと言われています。実際にタダでも要らないと言われる地域が既にあちらこちらに見受けられるようです。それは土地の活用が見込めず人も住まないのに、保有しているだけで固定資産税などのコストは毎年確実に支払わなければならず、出費だけがかさんでいく、いわゆる負動産(負債)に他ならないからです。
左の記事は、2018年最新の基準地価。福岡市でも、最上位のエリアは11.8%も地価が上昇しているのに対し、最下位は▲0.7%の下落です。
右の記事は、日本最大の都市である東京都下でさえ、最寄り駅から離れると売れ残りが目立ち金融機関の融資も慎重になっているという内容です。一方、人口減少や高齢化が深刻な地域でさえ、居住誘導地区(選択と集中)の範囲内にある土地であれば住宅地価格は上昇に転じたという内容の記事です。
これから家(不動産)を買おうと考えられている方は、将来負動産にならないように資産価値が落ちない買い方を勉強する必要があるようです。
上棟式 in 湯布院
去年に引き続き、今年も湯布院で戸建の新築のお仕事を頂き現在3棟建築中。
昨日はその上棟式に湯布院までいってきました。
その後は餅撒きを行い、ご近所の方々に喜んで頂きました。
餅撒きの様子YouTubeにアップしました。
その後は湯布院でお施主様とお泊り。楽しい時間を過ごさせて頂きました。
民泊のすすめ
台風21号による関空の封鎖ならびに北海道の大地震と、相次ぐ大型災害に見舞われ、各地では訪日外国人の宿泊予約キャンセルが相次ぎました。しかし北海道では、政府が迅速に復興割りへの予算を予備費から充てるなどしておりインバウンドの減少は思ったより少なくて済みそうです。
しかし日本の技術力は改めてすごいなと感心しました。
本来9月末まで節電をお願いすると広報していた北海道電力も、たった2週間程度で全面復旧したし、関空も昨日
「ターミナル全面再開」
という記事が新聞各紙に出ていましたね。タンカーがぶつかって破損した橋を見たときに、いったい復旧までどのくらいの時間を要するのだろうか?と不安を覚えましたがやっぱり日本の技術力はすごいの一言ですね。日本を訪れる外国人の皆さんにも安心頂けるはずです。
過去に類を見ない規模の台風21号がもたらした甚大な被害にも関わらず、訪日外国人の減少に関空が影響をもたらした日数は16日のみ。すでに全面再開してからの旅客機の発着数は台風前の水準に戻ったようです。訪日外国人の方々の数が元の水準に戻るまでさほど時間はかからない気がしています。