空室対策, 賃貸リノベ
リノベーション賃貸 3点式ユニットバスの改善案
築年数の古い賃貸アパートやマンションでよくある問題点の1つに、
3点式ユニットバスだから入居が決まらない...があります。
もちろん古い3点式ユニットバスを取り壊して、風呂トイレ別に分ける
工事を含めてリノベーションできる予算がある場合は、そうするに
越したことはありませんが、かかる予算と今後の収入(毎月の家賃)を
比較すると中々それだけの投資に二の足を踏んでしまうのも理解できます。
お部屋の空室は埋めたい、だけど大がかりなリノベーション費用の支出は
ちょっと...と躊躇される大家さんが選択されるのが、お風呂の3面の壁の
1面に白色以外のシートを貼って、そこに大きなカガミを取り付けて狭い
3点式のお風呂を少しでも広く見せるという手法。 入居者がインターネットを
使って検索する際に、検索に引っかからないので内見に繋がるチャンスは
少ないですが、仲介会社の担当者にお風呂の内装をしっかりとアピールを
して、上手く内見にさえ繋げてもらえれば、コストパフォーマンスを重視する
入居者にうけること必至です。
あとはどれだけのお部屋を探している方にデザインが受け入れられるか?が
カギになってきます。
先週東京へ出張した際に宿泊したビジネスホテルの3点式ユニットバスを
見たとき、
「こんな3点式ユニットバスなら、清潔感も高級感もあって空室対策に
なるんじゃないかな。」
と感じたので写真を撮ってきたのでアップします。
参考にしてください。
このお風呂はシート貼りではなく、パネルを張っていました。
シャワーはメタル製、小物置きもエッジの効いたシャープなもので
都会的なイメージ。 浴槽が汚れている場合は、再塗装して清潔感を
アピールするべき。清潔感が1番。それがあって初めてデザインが
活きてくると思います。
床にはうすーいタイルが張ってありました。
素足でもとても気持ちいい感触でしたよ。 多少予算があがっても
床に気を遣うのと遣わないのでは後で入居率に響きます。
コストパフォーマンスは高いと思われます。
タオルかけやペーパーホルダー等も、ユニットバス内の
イメージは全てシャープなイメージで統一。この統一感大事です。
余裕があれば、ユニットバス内のその他の壁も、例え白色でも
模様のはいった壁がGOOD!
できれば扉も変えたいけれど、そこは予算との兼ね合いで。
扉を開ける時のドアノブにも統一性を持たせましょう。
ユニットバスへの入口付近のスイッチプレートは、費用もそんなに
かかりませんので、ここにもぜひ気とお金を使ってください。
たった数千円で、入居者に選ばれて今後数年間毎月家賃を
数万円も支払って頂けるならば安いものです。