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祝リニューアルオープン その①
天下の積水ハウスが建物の箱の部分をつくり、店内の内装と外装を弊社が担当させて頂いた、お店が本日リニューアルオープンされました。
主にイギリスを中心に厳選された輸入インテリア商材を取り扱われている希少なお店です。
手前の建物がお店で、奥の白い建物が作業所になっています。奥の白い建物は去年新築で建てられたんですが、そちらも企画段階から弊社で携わらせて頂いていました。ありがたい事に、それからは建物に関することは弊社にご相談を頂いております。
車の通行量が多い道路に面しており、一見すると住宅にも見える事から、うっかりすると通り過ぎてしまうくらい落ち着いた雰囲気の佇まい。
なのにリニューアルオープンの告知は、ブログと窓に貼られた1枚の紙のみです。
それでも優雅な雰囲気のお客様が途切れずに来店されていたのは、本当に良いものだけをお客様に提供し続けて来られたからなんだろうな、と感じさせて頂きました。業歴も30年以上。30年以上もお客様から愛されているお店造りに携わらせて頂いて心より感謝します。
さて、この建物のこだわりは、まずは外壁材として張られている米杉。アメリカでは、ウェスタン・レッド・シダーと呼ばれる高級木材です。北米やカナダでは、ウッドデッキやベランダにも使われている木材で、カナダのような極寒の地でも、100年、200年は持つ耐久性に非常に優れた代物です。日本のヒノキも耐久性の高い木材で知られていますが、ヒノキよりも上かもしれません。価格ももちろん、それなりで、良いものは高いんです(笑)。米杉にもグレードがあり、節の多いものよりも節の少ないものは値段も倍くらいします。今回はオーナーのこだわりで、節のない米杉が使われています。
耐久性に非常に優れているため、年月を重ねる毎に表情に味わいがでる素材です。ビンテージのジーンズのように。
良くお手入れされた上質の素材は、大量生産を目的に作られる量産品との違いは時間が経過するにつれ明らかになるのでしょうね。
オーナーさんと話し込んでいるうちに時間もあっと言う間に過ぎてしまい、気づけば辺りは暗くなっていました。
ライトアップされたお店も素敵でした。
それと、現場の大工さんとオーナーの会話から生まれたデザインがこちらです。
木でできた外構の柵ですが、それぞれの木を曲げて、木を編むようにして仕上げた柵です。
オーナーも初めは大工さんのアイデアに驚き、そして他にない仕上がりに喜んで下さっていました。私が造ったわけでも、私のアイデアでもありませんが、少し鼻が高く感じました(笑)
次回はお店の中の紹介をさせて頂きたいと思います。