Archive for 2018
環境問題
地引網による漁では、魚の中にゴミが混じっているのではなく、ゴミの中に魚が混じっていると言っても過言ではないのが現在の日本近海の状況なんだそうです。
2016年のダボス会議でも、「50年までに海中のプラスチックごみの量が魚の量を上回る」という報告書も発表されたとのこと。
現在の日本海だけでも、なんと3500万枚ものレジ袋が漂流しているんだそうです。
弱ったウミガメを救助すると、大概数日で亡くなり、解剖するとプラスチックごみを飲み込んでいるんだそうです。
今もスクラップ&ビルドで、新築住宅やビルがたくさん建築されていますが、リノベーションは新築と比較すると廃棄物が圧倒的に少ないです。新築を検討されている方には、ぜひ環境問題も考慮してリノベーションも検討に入れて頂きたいと思います。
話は変わります。牡蠣小屋の解禁日の足音がそこまで聞こえてきていますが、今年の牡蠣は豊漁のようで値段も落ち着いているようです。解禁日が待ち遠しい今日この頃です。
京都市10月1日(月)より宿泊税 民泊含む全ての客対象に…
既に東京や大阪が先行して外国人の宿泊客からも徴収している宿泊税を、京都市も10月1日(月)より導入開始したそうです。
背景には順調に推移する、宿泊客数や宿泊施設の稼働率にあるようです。
2014年を境に、外国人の宿泊客の割合が年々増加しているのが見てとれます。
日本にもフランスのように観光立国として成り立つ日が1日も早く訪れてほしいと思います。
進むキャッシュレス化
9月29日(土)の日経の記事で、訪日クルーズ船の九州への寄港シェアが50%から40%へ低下したという記事を見つけました。
シェアが減ったとは言っても、2018年上半期の日本全体への訪日クルーズ船の数が1027に対して、九州への寄港数は413。圧倒的なシェアを誇っています。
あと注目すべき数値は、訪日クルーズ船の全体数が前年同月比17のアップで、日本を訪れるクルーズ船の数は未だ増えているということ。
記事では、九州の訪日クルーズ船が多い理由について、なんといってもアジアとの距離の近さを謳っています。はじめて日本を訪れようと考える旅行客に、各国の旅行社は、距離が近く、価格も比較的安価に設定できる九州(特に福岡)を訪れるパッケージツアーを提供するからなんだそうです。
訪日観光客に関する別の記事では、日本にはスマホ決済のできる施設が少ないので不便だという中国人観光客のコメントが掲載されていました。
まだまだ日本では現金主義が根付いており、キャッシュレス化実現への道のりは遠いようです。
写真は、世界のキャッシュレス国ランキングTOP10。
そんな中、中国大手のIT企業アリババは同社のスマホ決済「支付宝(アリペイ)」の活用を推進する団体をJR九州と設立するとの記事を見つけました。まずは九州でキャッシュレスアイランドを目指すとのこと。自社の利用者を増やすために、中国人旅行者向けに九州の旅行案内等を案内し、九州を訪れるクルーズ船以外の訪日観光客を、2017年の4倍にあたる100万人超えを目指すそうです。
日本の観光立国への道のりは始まったばかり。シェアリングエコノミービジネスは、民泊を含めて始まったばかりのようです。