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漂流する社会保障
表題は今朝の日経新聞の1面の見出しです。
三大都市圏の単身の高齢者の割合が2000年と比較して15年で2.1倍に増えたと記事は伝えています。しかも2000年の予測より5年も早く単身の高齢者の数が倍になったとのことです。全国でも一般世帯に対する1人暮らしの高齢者世帯の比率は11.1%と10%を超えました。別の記事では国の介護保険の予測は非常に甘く、予算が全く足りないのに加えて1人暮らしの高齢者世帯数の増加スピードが予測よりも早く、2040年には18%が1人暮らしの高齢者世帯になると予測。そのため介護分野の社会保障費が現在の2.4倍の26兆円に膨らむそうです。
単身高齢者世帯数は大都市のほうが増加傾向にあるようで、福岡市も例外ではないようです。
実は住まいも同じです。若いファミリー世帯が急に増える郊外の分譲住宅などが良い例です。今は若いファミリーが集う賑やかな街ですが、40年後はどうでしょう?東京近郊にもすでにゴーストタウンと化した、かつてニュータウンと呼ばれた街が出現しています。マンションも同じ理屈が当てはまります。家を買う時には、30年後も速やかに売却できる家を念頭に置かれて家探しをして頂きたいと思います。
2018-11-26 | Category: 未分類 |