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おすすめ本
毎月お付き合いのある、たくさんの会社からニュースレターが送られてきます。みなさんも手に取って眺めたり、最初から最後まで読み切ったり、時にはそのままダストビンへポイッとすることもあるのではないでしょうか? 最近送られてくるニュースレターでは、たくさんの方が、最近読んだ本で「これはいい!」と感じられた本を紹介するコーナーを設けられていて、そこはかなり気にかけるようにしています。
先日、神戸にある”データキットさん”という会社の社長さんが発行されているニュースレターの中で、人間関係・リーダーシップ・コミュニケーションに関する本が紹介されていました。タイトルは
≪自分の小さな箱から脱出する方法≫
物語形式で進行するので、とても読みやすく感情移入もしやすくて、あっという間に読み終えました。また、まとめ方もとても上手くて時折重要なポイントを遡って確認することを普段は面倒くさく感じる質の私も、何度も見返したくなる内容で、これはいつか会社の皆とも共有して、より働きやすい会社へ変わるための共通の考え方として共有していきたいと感じさせられた、そんな本でした。
人間だれしも、各々が独自の考え方をもっていて、考え方は無数にある。その1つ1つの考えを、本の中では「箱」と読んでいます。みんなそれぞれ、自分の箱を無数に持っている。その考えに捉われ、固執する事を、本の中では「箱の中にとじこもる」と表現しています。箱から出るか?出ないか?で世の中の見え方が180度変わり、結果も自ずと変わってくる。要約するとそんな感じ。著者は、主に職場での心理学を研究しているアメリカのインスティチュートが出している本なので、様々なケースを想定して上手く読み手の疑問に答える感じで物語が進行します。
おススメです。