空室対策, 賃貸リノベ

和室のスパイス

昨日は築15年を超えた4LDKの賃貸マンションの施主検査でした。

新築時からの間取りが使いにくかったため、築15年ではありますが、間取りの変更まで伴う工事を行いました。間取りの変更を伴うときは、賃貸の場合、業界の方々はほぼみなさん一同に

「和室は人気がないので、リフォームするなら床はフローリングにした方がいいですよ!」

とアドバイスを下さるのですが、私どもはよく和室を1部屋は残すようにしています。(もちろんファミリータイプのマンションに限ります。) しかし今回は、洋室だった部屋を敢えて和室に仕上げました。なぜそんな事をしたのか? その理由は後日また間取図付でご説明させて頂きますが、本日は新たにつくった和室に効かせたちょっとしたスパイスをご紹介したかっただけなんです。

完成後のお部屋は全体的にこんな感じです。

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奥の方につくった和室がこちらです。

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写真だけでは雰囲気が伝わらずもどかしいのですが、今回効かせたスパイスがこちらです。

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和室の襖の取っ手の部分。 白木の枠と相重なってとっても和やかな雰囲気を醸しだしています。とっても和むから和室なんですね~。和やかなのにどこか凛とした佇まいを感じさせる襖は、4代続く建具屋さんのデザインによる取っ手がポイントになっています。こんな小さな取っ手1つで雰囲気をガラッと変えてしまう職人技に感心しきりの検査でした。

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2014-02-27 | Category: 空室対策, 賃貸リノベ