施主様が相続されたこの建物は、小児科医院として長年地域の人々に親しまれてきました。ご家族はもちろん、地域の多くの人にとっても思い出深い建物であったため、既存の雰囲気を損なわないようにすることを前提としました。
お客さまの好み、イメージを汲み取って、玄関ドアから床、壁、天井に至るまで無垢材や珪藻土などの自然素材を用い、優しい空気の漂う空間が出来上がりました。
自然素材を多用した空間は居心地がよく、湿度も50前後とほぼ一定に保たれています。
施工前
施工後
お部屋のご紹介
エントランスは地域の雰囲気になじむように、ベルアートを使用して柔らかい雰囲気。一部白いレンガを貼り、アクセントに。
杉の厚みのある材に桜の枝を取手にした重厚なドア。
トイレには無垢材は使用せず、掃除のしやすいフローリングに。
ワークスペース 床は同じ素材で。キッチンはスタイリッシュな雰囲気で、無垢材と相性がいいものを選びました。
無垢の杉板を張った壁・天井。右手の壁は珪藻土の手塗り。
打合せ用テーブルも無垢の木を使った特注品。それでもブランド品に比べれば格安です。カウンターも無垢材を使って手作り。
床材は無垢無塗装のメイプル材を使用しています。
エントランスはベルアートを使用して柔らかい雰囲気に。一部白いレンガを貼り、アクセントにしています。
[施工前]外観 / [施工後]外観
間取り
BEFORE