使えるものは使って生かす、コストを抑える工夫。
何度も試行錯誤をしてくれて意見を出し合い、ベスティックさんと二人三脚でこのレトロな雰囲気をつくることができました。
福岡市城南区 明治館 様
Q1 ・「ベスティック」にリノベーションをご依頼される前は、どんなことにお困りでしたか?
この物件は元はパン屋でした。私はちょうどここの向かいでとんかつ店をやっていまして、ここの持ち主と知リ合いだったものですから、なかなかこちらの借リ手がつかなかったのを相談され、それならと。家族の反対にあいながらも説得をして(笑)70歳を過ぎてゼロからスタートした喫茶店経営だったのです。
Q2 ・何がきっかけで、「ベスティック」のことをお知りになられましたか?
きっかけはここの持ち主の不動産屋さんからです。この6隋建てのピルもベスティックさんでリノベーションされていたので、良い業者がいると平井さんを紹介してもらいました。
Q3 ・「ベスティック」にご依頼される前に、何か迷われたことはこざいませんでしたか?
店舗リノペーションの実績は十分だと思いましたが、予算の問題もあリましたし、現状を利用しながら想い描く喫茶店にどうやったら近づけるのだろうと多少の不安はあリましたね。
Q4 ・「ベスティック」にリノベーションをお願いされる際に、決め手になったことは何ですか?
平井さんのそれまで培った経験の中から様々な提案をだしてもらい、予算面でもかなり考慮してくれて家族の説得につながリました。使えるものは使って生かす、コストを抑える工夫にあふれた提案でした。
Q5 ・実際に 「ベスティック」にリノペーションを依頼されてみていかがですか?
レトロ、シンプルにという要望しかなかったのですが、平井さん槇原さんは私の中の漠然としたものを引き出し形にしてくれました。何度も試行錯誤をしてくれて、意見を出し合い二人三脚でこのレトロな雰囲気をつくることができた。
ドアや窓も以前のパン屋さんで使っていたものをそのまま使用しています。ドアは塗り直し、照明は落ち着いた明るさになるように、そして喫茶店にしては広い窓をどうしたものかと考える中で目隠しを兼ねた間仕切リとしての本棚を置いてみてはというアイデアが生まれました。
結果、昔ながらの喫茶店であリながら今どきのブックカフェさながらの装いも実現し、撤去費用の問題もクリア。良い結果を生む活かし方をしつつ徹底したコストダウンにもなりました。
こういった私の意見を何度も汲んでもらい、相当平井さんを困らせる要望も出しましたが、とにかく提案はすぐに持ってきてくれる。その迅速さには驚かされました。内装では所有していたステンドグラスも平井さんが折角だから嵌めてみましょうとおっしゃってくれ結果良いアクセントとなリ、また自分で撮った写兵や描いた絵もぜひ飾リましょうとすぐに対応してくれました。
趣味で集めた鉄モノのオブジェの数々、例えば江戸時代のマグロの釣リ針や、馬具の馬銜(はみ)、蔵の錠前、明治明の機関車の部品などに合わせた床・壁・柱のカラーコーディネイトなど、この店を作リ上げていく中で自然と「明治館」という店名も浮かんできました。
オープンして7ヶ月経ちますが、珈琲のコの字も掲げていないのにそれでもお客さまはやって来て、綺麗な落ち着ける店だと言ってくれます。
以前の店を知っている方からは、パン屋だったとは思えない雰囲気のある店だと驚かれます。
15年以上前に始めたとんかつ屋では出来なかったディスプレイの数々、私の好きが詰まった店。
夢がかたちになりました。