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UR若久団地 新築モデルルーム

本日仕事で若久団地付近に行く用事があり、モデルルームの案内板を持って立っている人がいたので、興味本位でモデルルームを覗いてきました。

若久団地の老朽化によるURの建て替え事業が行われており、広大な敷地に新築が8棟も建築中で、今日は旧若久団地の住人向けのモデルルーム見学会だったようです。とりあえず、最新のURの設備を見ようと、上手くすべり込む事ができました^^;

家賃表も頂いてきました。間取りは1DK~3LDKと幅広く、家賃は下限が6万3千円、上限が11万円程度でした。部屋の数は厳密に数えてはいませんが、約400戸程供給されています。内訳は、1DKや1LDKが5~6割程度、2DKと2LDKが3割、残りの1割程度が3LDKといったところでしょうか。部屋の内装にも手摺等のバリアフリー仕様に気を配られてつくられており、単身や2人暮らしの比較的年配の客層を見込んだプロジェクトなのかな?と感じました。

 

まず驚いたのは、床暖房が完備されていること。各部屋の壁に、床暖房に関する説明文が貼られていました。それと浴室乾燥機も常備されています。キッチンの背面の壁には、追い炊き付の給湯器や床暖房、そしてカラードアホンが埋め込まれていますが、スイッチプレートもシャープな見映えの物が使用されていて、かなり目を引きました。

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また、コートなどを掛ける衣紋掛けも、木製の板ではなくて、シンプルな金具が規則的に壁に埋め込まれているだけの、スタイリッシュな衣紋掛けが装備されていました。

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入居者が必要とする設備の上位にいつもランクインする収納に関しても、よく考えられて造られていました。

廊下1面床から天井まですべて収納。かなりの収納力に加え、扉の背が高いので、スッキリかつカッコよく見えます。

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ほぼ全ての間取り(単身者でもファミリーでも)で、玄関を入ると、玄関とは別にウォークインのシューズクローゼットが設けられていました。靴だけでなく、ゴルフバッグとかも置ける広さです。

 

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また、全ての住戸に必ず1つはウォークインクローゼットが常備されています。写真はまだ小っちゃめ。これで賃貸か?と思うくらい広いウォークインを見た時には、思わず築年数の古い賃貸マンションを持つ、リノベーションのお仕事を頂いているオーナーさん達の顔が脳裏をよぎりました。

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それとバリアフリー。高齢の入居者にも優しく、手摺が必要な個所には常備されています。玄関に靴を座って履けるベンチまで設置されているお部屋もありましたよ。

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あと、上手く考えてスペースを生み出していると感じたのは、引き戸にタオルリングを取り付けてあったこと。引き戸にタオルレールを取り付ける事により、引き戸を最大限開く事もできます。

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分譲マンションに良く見られる、変則の間取りで、引き戸を全て締め切って1つの部屋として使用する事もできるし、全て開放してリビングの1部として使用する事もできる、ライフシーンの幅を広げるお部屋も用意されています。

 

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浴室乾燥機付のユニットバスですが、電気がきていなかったため、暗くて良く見えませんが、必要以上のクオリティーのユニットバスが装備されていました。

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オープンキッチンも、コンロの部分はガラスで仕切って油がリビングへ飛ばないように、デザイン面と使い勝手の両面に工夫がされていました。

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別のお部屋では、キッチンを隠す事ができるように、引き戸を閉じてリビングと仕分けできるお部屋もありました。

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人口が減り続ける日本で、お取引先の大家さんの置かれた立場を考えると、正直これ以上新築を建ててほしくはないですが、これらの物件と入居者の奪い合いになるからには、よほどリノベーションの中身を勉強して差別化して当社独自の強みを磨き続けていかなければいけないと感じています。

2015-03-14 | Category: 未分類